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映画『インセプション』ネタバレあらすじ/何度も見たくなる作品

引用元:dTV公式サイト

今回はインセプションこの映画のネタバレ感想などを話していきたいと思います。

 

今回はインセプションを最近、見返したのでさっそくレビュー記事を書いてみました。

 

早速ですが皆さんは夢を見ていてこれが現実かどうかの区別がつかなくなる瞬間はありませんか?

 

このインセプションという映画はそういった夢と現実の境を曖昧にして観ている私たちが困惑するような作品でした。

 

まずインセプションという映画はどんな作品なのかっていうのを説明していきたいと思います。

 

公開されたのは2010年で、今からちょうど10年ぐらい前の映画となっております。

 

引用元:Amazon.co.jp
引用元:Amazon.co.jp

 

引用元:Amazon.co.jp

 

当時のノーラン監督といえば『ダークナイト三部作』ビギンズ、ダークナイトときて最終作であるライジングの前に作った映画です。

 

引用元:Wikipedia

 

よくよく考えるとこれだけ大きな作品を2年おきぐらいで作り続けてきたのはかなりストイックで行動力ある人物だと思います。

 

人の夢の中に潜入して、情報を盗み出したり反対に植え付けたりする話で独特な作風からアカデミー賞でも

 

  • 撮影賞
  • 録音賞
  • 知覚効果賞
  • 音響編集賞

 

などを受賞しました。

 

また出演陣もいつものノーラン監督に出てくるお馴染みのメンバーに加えてこれまでバットマンシリーズに出ていたキャストが勢揃いするような形になっています。

 

引用元:TOHOシネマズ

 

さらに主人公は世界的大スターレオナルド・ディカプリオという新鮮味もこの映画は感じさせてくれます。

 

しかも日本からは渡辺謙さんが出演しております。

 

引用元:TOHOシネマズ

 

バットマンビギンズの方では結構、出演時間はそこまで多くはなかったんですがこのインセプションの映画に関しては

この夢泥棒のチームの一員として、しっかりと世界的スターであるレオナルド・ディカプリオと共演を果たしています。

 

日本が舞台になってるシーンもいくつか出てきます。

 

このインセプションの構想自体はノーラン監督は20年以上前からあったみたいで、そしてその構想の中にはあのマトリックスとかも含まれてくるみたいです。

 

個人的には渡辺謙さんが演じてるサイトーっていうキャラは

 

攻殻機動隊もちょっとインスパイアを受けてるのではないかと思いました。

 

改めて見返してみてこの映画は面白かったのかどうなのか正直な感想を言いますと。

 

なるみ
なるみ
めちゃくちゃ面白かったですね!

見ながら少し言葉で『バカおもれぇ』ってちょっと言ってしまうぐらい面白くってアドレナリン出まくりましたねw

 

私がインセプションを採点するなら97点ぐらいある映画だと思います。

 

1回目、見た時は面白かったんですけれど

 

それでも複雑な物語や設定を理解できる部分とわからない部分があるので

 

ある程度、1回見たっていう状態からもう一度見るとこの映画は

 

ドンドンとこの世界観の中に引きずり込まれていきますね。

 

インセプションのあらすじをわかりやすく話した後にネタバレありでこの映画のクライマックスや一番心に残ったポイントにネタバレありで少しお話させていただきたいと思います。

 

それではこれから映画インセプションのあらすじをご紹介していきたいと思います。

 

【インセプションあらすじ】

 

主人公コブは他人の夢の中に潜り込み

 

その人物から情報を盗み出しクライアントにその情報を売るという抜き取り屋という仕事をしていたんです。

 

コブには愛する子供たちがおりますが、コブはある事情があって指名手配されており、子供たちに会うことができなくなってます。

 

そんなコブに斎藤という大富豪がある依頼を頼んできます。

 

斎藤は自分が敵対する企業の跡取りに企業を壊滅させるために『インセプション』つまり記憶を植え付けてほしいと依頼してきます。

 

最初は断っていたコブですがその依頼を成功させれば子供たちともう一度暮らすことができるようにこれまで犯した罪を消してやると斎藤に言われます。

 

コブはその依頼を受けることにして彼はまずチームメンバーを集めていきます。

 

夢のまた夢のまた夢の中へと

 

不可能なミッションに挑んでいくというのがざっくりとした映画インセプションのあらすじです。

 

構想が20年以上前ということもあってバットマンシリーズで大ヒットする前のノーラン監督が以前からもともと自分の中にあったものを

 

この映画の物語のように自分の中の深い部分

 

原点回帰する様な物語になっているなと思いました。

 

推理系とか007とかがけっこう好きでこのあらすじを聞いた人はものすごくスパイアクションみたいな感じで、007とかミッションインポッシブルを思い出すような作りになってると思います。

 

途中から世界を救うためのミッションに変化していくので

 

この辺なんかはもの凄くスパイアクションぽいですよね。

 

そこからこのスパイアクションと夢の中での幻覚的な映像表現を使った戦いという入混ざった独特かつ面白い内容になっています。

 

この夢の中に入る際の夢の作り方とか説明をパートを聞くだけでもけっこう楽しめて面白いですよ。

 

説明しながら道路が急に垂直に立ち上がったりとか

 

地形が変化したり

 

夢の中だから自由に変換させることができます。

 

どのキャラクターも見ていて、凛々しい人ばかりで凄く見ていて気持ちがいい映画になってるなと思います。

 

1回見た人はまたもう一回見て欲しいですね。

 

結構わすれてると思います。

 

まだ見たことない方は理解しなくても軽快なテンポとか視覚効果なんかで楽しめるんですけれど

 

U-NEXTでも配信されてるのでよくわかんなかったと感じた部分は10秒巻き戻したりして理解しながら見たほうがより物語を楽しめるんじゃないかなと思いました。

 

複雑な設計の映画のようにも見えるんだけど最終的な着地っていうのはその人の心の部分で

 

これまでの監督の同じ作品の様な抱えてしまった罪悪感からの救済や解放の物語になっているので

 

そのドラマ性のある部分で心を揺さぶってくる仕上がりになっていると思います。

 

そしてラストシーンは

 

終わり方なんかもこちらに余韻を残してくれる素晴らしい作品だったと私は思いました。

 

 

ネタバレなしはこれまでにして

 

インセプションネタバレありでこれからお話していきたいと思います。

 

この夢の構造についてだったりとか結末で一番心にきたシーンについてお話ししていきたいと思います。

 

【インセプションネタバレ】

 

 

ここからインセプションネタバレありの話です。

 

引用元:TOHOシネマズ

 

物語を簡単に振り返ると飛行機で寝ている間にカーチェイスの夢⇒ホテルの夢⇒雪山で銃撃戦をする夢⇒で最終的には虚無まで落ちていくと

 

めちゃくちゃあの手この手を使って人の心の中に入り込もうとする緻密なスパイアクションでした。

 

それと同時にノーラン監督の好きな物を詰め込みつつも軸にあるのは過去の作品でもあったように

 

この主人公コブの懺悔と救いの物語でもありました。

 

妻であるモルに『これは現実じゃない死ねば現実に戻れる』っていうような記憶の刷り込みインセプションをしたんですが

 

現実になってもまだ刷り込みが頭の中に残っていて彼女は現実の中でも死んでしまうという衝撃的なコブが抱えた業が明かされました。

 

主人公の名前がコブって言うのもフォロウィングの主人公でタッグを組む盗人がいるんですけど、そのキャラクターの名前がコッブっていうですよ。

 

本当に原点回帰を意識している作品になってるんじゃないかなと思いました。

 

そして最終的には一番下の層

 

虚無の所だと思いますが

 

ここはコブがモルと向き合って現実を選んでいくんですけど、あのへんのシーンなんかも

 

私は見ていてすごく胸がくるしくなりました。

 

結局モルは実際のところはもう亡くなっているのであそこにいるモルはコブの深層心理が生み出しているコブの分身とも言えるわけなんですよね。

 

だから現実を直視したいコブとなんだかんだいって夢の中で触れ合うことができる元奥さんの死を受け入れたくないもう一人の深層心理の自分

 

妻の死を受け入れようとする自分と受け入れたくない深層心理の自分の最後の葛藤ぶつかり合いが凄く切なくて胸が痛かったです。

 

また最終的にはなんとか大きなミッション果たして皆ですれ違っていくシーンなんかはチームスパイアクションの表立って喜ぶことはできないけど、

 

影でこっそりみんなで喜びあってる感じの雰囲気がすごく好きでした。

 

最終的には自分のもっとも愛する娘と息子のもとに帰ることができたんですけど本当に夢のようなこの現実を受け入れるかどうか

 

引用元:TOHOシネマズ

 

確認するためにトーテムを回してそれが落ちるのかどうかっていうシーンで終わるっていう切り方もすごく見てるこちら側としては『どうなったんだろう』って余韻を残してくれたラストだったと感じました。

 

あれだけ夢か現実かっていうことに苦悩して悩んでいたコブがトーテムを回してそれが落ちるかどうか確認する前に一刻も早く振り返ってきた子供たちの表情を見に行こうとするっていうところがコブの内なる感情がすごく出ていたラストシーンだと思いました。

 

この作品の後にダークナイト、ライジングが続いてインターステラー、ダンケルク、マン・オブ・スティールの製作総指揮なんかもされて自分の持っていた所からしばらく遠くに離れていったノーラン監督が

 

すごくテネットではまたこのインセプションのような自分の内なる好きなところに帰って来てる感じがあるのでこのインセプションは実際に兄弟の様な作品だって言われてるみたいです

 

多分、通ずるところはそれなりに多くあるんじゃないかと思います。

 

ぜひ見返しておいた方がいいかも知れません

 

作品点数91点
監督クリストファー・ノーラン
上映日2010年07月23日
制作国アメリカ
上映時間148分
ジャンルアクション/SF

 

 

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【まとめ】

 

それではまとめにはいります。

 

今回ご紹介したインセプション【映画】はいかがだったでしょうか。

 

インセプションのネタバレor感想を読んでみて気になった方はインセプションぜひ一度チェックしてみてください!

 

夢の世界で繰り広げられる戦いは本当に面白いものだったです。

 

今回インセプション【映画】レビューを最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

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